白なすってどんな野菜

支柱に育つ白なす(とろ〜り旨なす)の実 家庭菜園

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白いなすを、見たことはありますか。スーパーにはあまり並ばないので、初めて見ると少し驚くかもしれません。私が育てているのは「とろ〜り旨なす」という白なすです。この記事では、白なすがどんな野菜なのか、日本のなすと何が違うのか、育てて食べて分かったことをまとめます。詳しい育て方と食べ方は、それぞれ別の記事にしています。

とろ〜り旨なすとは

「とろ〜り旨なす」は、トキタ種苗の白なすです。以前は「揚げてトルコ」という名前で販売されていた品種で、ここ二、三年で見かける機会が増え、行きつけの種屋さんでも普通に種を買えるようになりました。

形は大きめの米なす。ころんと丸みのある実で、皮は名前のとおり真っ白です。いちばんの持ち味は、加熱したときの食感です。火を通すと、とろけるように柔らかくなります。

皮が白いことにも利点があります。煮ても炒めても、ほかの食材に色が移りません。料理の色合いをそのまま活かせるのは、白なすならではの使いやすさです。

収穫した白なす(とろ〜り旨なす)

日本のなすとの違い

畑で育てていると、日本のなすとの違いがよく分かります。

まず、葉が大きいこと。一枚一枚が、日本のなすの一・五倍ほどに感じます。株全体がのびのびと育ち、葉や花の色も、日本の品種より淡いように見えます(同じ西洋系のなす、フィレンツェナスも同じ印象でした)。

そして、実を切ったときの断面です。中まで真っ白で、種の部分までやさしい色をしています。収穫して切るたびに、きれいだなと思います。この白さは、料理にしたときの見た目にもそのまま出ます。

上が普通のなす、下が実の中まで真っ白な白なす(とろ〜り旨なす)の断面

油と相性のいい野菜

白なすは、生で食べるのには向きません。私が育てている白なすは西洋系のなすで、油との相性がとてもよい野菜です。焼く、揚げる、煮る——油を使った料理によく合います。

食べてみると、日本のなすよりふわっと柔らかく、皮までおいしくいただけます。加熱すると、名前のとおりとろけるほど。オイルで焼いても、揚げ浸しにしても、煮込みに入れても、とろりとした食感が楽しめます。

(※後日、レシピもご紹介します!)

育てた記録(ざっくり)

種から育てて、夏に収穫します。おおまかな流れは、二〜三月に種をまき、五月に畑へ植え、夏に収穫、という一年です。私は化成肥料(化学肥料)を使わず、自家製の有機肥料で育てています。

育ててみて、意外だったことが一つ。皮が白いと日焼けしてしまうのでは、と心配していたのですが、実際には日焼けもなく、きれいな色のまま収穫できました。

種まきから収穫までの詳しい手順(仕立て・追肥・水やり・収穫の見極め)は、こちらにまとめました。 → 白なすの育て方

なすを植えた畑の全景

おわりに

白なすは、珍しく見えて育て方は日本のなすと大きく変わらず、食べておいしい野菜です。畑で白い実を見つけたときや、切って断面の白さを確かめるときは、育てていてよかったと思います。気になった方は、育て方の記事ものぞいてみてください。

→ 白なすの育て方