ラグビーボールのような形をした、濃い緑色のかぼちゃ。初めて見ると、少し驚く見た目かもしれません。これが「ロロン」というかぼちゃです。
私はこのロロンを、実家の畑で育てています。この記事では、ロロンかぼちゃがどんなかぼちゃなのか、特徴や味、値段や果肉が白い時のこと、保存の仕方まで、育てて食べている私の目線でまとめました。
育て始めたきっかけ
ロロンを知ったのは、知人が育てたものをいただいたのがきっかけでした。食べてみたらとても美味しくて、自分でも作ってみたいと思ったんです。
私が育てる品種を選ぶ基準は、「美味しい品種かどうか」です。ロロンはまさにその基準で選んだかぼちゃで、育てるのは今年で2年目になります。
ロロンかぼちゃとは
ロロンは、タキイ種苗が2009年に新品種として発表したかぼちゃです。少し変わった名前は、育成者の「ロマン」と、「マロン(栗)」のような甘さを合わせて付けられたそうです。直売所や家庭菜園で美味しいかぼちゃを作りたい方に向けて、「おいしくて見た目がおもしろいカボチャ」として開発されたと紹介されています(参考:タキイ種苗「2009年 新品種のお知らせ」)。
ロロンかぼちゃの特徴
一般的に紹介されている特徴と、私が実際に育てて感じたことを、並べてみます。
| 一般的な特徴 | 私の畑のロロン | |
|---|---|---|
| 形 | ラグビーボール形 | 本物のラグビーボールくらいの大きさ |
| 重さ | 1.8〜2kgほど | 2kgほどあり、ずっしりと重い |
| 皮 | 濃い緑に、まだらの斑が入る | とても硬く、包丁を入れるのに少し力が要る |
| 果肉 | 粉質が高く、きめが細かい | 密度がしっかりしていて、きめが細かい |
(一般的な特徴の参考:タキイ種苗「ロロン」、タキイ種苗「2009年 新品種のお知らせ」)
手に持つと、ずっしりとした重さを感じます。皮はとても硬いので、切る時には少し力が必要でした。

どんな味・食感?
甘さは、とても上品です。そして、火の通し方で食感が変わるのが面白いところだと感じています。
- 水を少なめにして蒸し焼きにすると、ホクホクとして、栗のような食感になります。
- 多めの水で煮ると、ねっとりとした食感になります。

どちらの食べ方でも、味はとても濃厚で、本当に美味しいです。一般的にも、粉質が高くきめが細かいので、滑らかな舌触りになると紹介されています(参考:タキイ種苗「2009年 新品種のお知らせ」)。
私は追熟させたものしか食べたことがないので、追熟前との味の違いは分かりません。ただ、かぼちゃは一般的に、追熟させた方が甘さが増すと言われています(参考:AGRI PICK「かぼちゃの追熟方法と期間」)。
果肉が白い時は?
「ロロンかぼちゃ 白い」と調べる方もいるようです。私のロロンでは、切ってみて果肉が白かったことはありませんでした。
かぼちゃの断面や、皮と身の間が白くなるのは、水分が抜けて糖やでんぷんが結晶になったもの、と説明されています。食べても問題はないそうですが、加熱すると青臭さや苦みが出ることもあるようです(参考:macaroni「かぼちゃの皮と身の間が白い」)。
どこで買える?値段は?
タキイ種苗の紹介では、直売所や家庭菜園に向けた品種とされています。それでも私自身は、スーパーでも直売所でも、ロロンが売られているのを見たことがありません。そのため、値段の相場も分からないのが正直なところです。
食べてみたい方は、自分で育ててみるのも1つの方法だと思います。私は種から育てています。育て方は、別の記事にまとめています(最後にリンクを置きます)。
保存のしかた
丸ごとのロロンは、直射日光の当たらない、涼しくて風通しの良い場所に置いて保存しています。私の場合、7月末に収穫したものが、2ヶ月は保存できています。
切った後は、ラップをして、冷蔵庫の野菜室に入れています。かぼちゃの冷蔵保存は、1週間ほどが目安とされています(参考:DELISH KITCHEN「ロロンかぼちゃとは?」)。
おわりに
かぼちゃが好きな方には、一度食べてみてほしい品種です。調味料を使わなくても、蒸して食べるだけで本当に甘くて美味しいので、かぼちゃ料理が好きな方なら、色々な料理がもっと美味しくなると思います。
「自分で育ててみたい」と思った方や、食べ方を知りたい方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。

