多頭飼いの猫のご飯事情

新しいお皿でご飯を食べるおチュン 暮らし

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町の家で私と一緒に暮らしている、兄弟猫のおチュンとカル坊。我が家には実家の猫たちも合わせて7匹の猫がいますが、毎日ご飯をあげているのは、この2匹です。

2匹でも、多頭飼いをしているとご飯のことで迷う場面は意外と多いものです。何を選ぶのか、どう切り替えるのか、いつあげるのか、隣の子のご飯を食べてしまわないか。この記事では、兄弟2匹のご飯について、我が家で実際にしていることをまとめました。実家の猫たちのご飯も、参考として少しだけ紹介します。

ご飯選びと切り替え方

おチュンとカル坊は飽き性で、これまで色々なカリカリを試してきました。うちの2匹の場合、「グレインフリー」のピュリナワンはほとんど食べませんでした。同じグレインフリーでもモンプチのものは食べてくれたのですが、少し食べると、もう食べなくなってしまう。そんなことが続いていました。
贅沢な猫です。笑

もう1つ気になっていたのが、たんぱく質が多めのカリカリを食べていた頃に、おしっこの出が悪くなってしまったことです。

※おしっこの出や回数がいつもと違うと感じた時は、まずはかかりつけの動物病院に相談しましょう。

そんな時、知人から「ロイヤルカナンに切り替えてから、ご飯が安定している」という話を聞きました。そこで、知人の猫が食べていたカリカリを、まずはおやつ感覚で2匹にあげてみたのがきっかけです。食いつきが良かったので、ロイヤルカナンに切り替えてみることにしました。

ただ、新しいフードをいきなり大袋で買うのは、合わなかった時のことを考えると避けたいところです。そこで私は、楽天の「モコペットチャリティストア」というお店で、お試し用の小袋を購入しました。ロイヤルカナンのケアシリーズを小さなサイズで試せるので、何種類かを2匹に食べ比べさせて、気に入ったフードを見極めることができました。

切り替えは、1〜2週間くらいかけて少しずつ進めました。

この順番で混ぜていくと、2匹とも単体でも食べてくれるようになり、今はロイヤルカナンで落ち着いています。トイレの問題も、今は改善されています。いきなり全部を変えるのではなく、少しずつ慣らしていったのが良かったように思います。

カリカリをロイヤルカナンに切り替えた様子

猫にも、やはり好みがあるようです。2匹は少し前まで肉系が好きだったのですが、ここ1年くらいは、カリカリは魚系を食べています。夜のウェットフードは、チキンと魚を順番に。その日の体調や気分で、魚を欲しがる日もあれば、肉を好む日もあるようです。それから、なぜかホタテ系は苦手で、おチュンもカル坊も、そして2匹の親猫のグラも食べません。

【参考:実家の猫たちのご飯】
実家の猫たちは、私が毎日お世話をしているわけではないので、分かる範囲で紹介します。モモ助とまる子は「ビューティープロ」がメイン。16歳のシニア猫・グウ子は「ミャウミャウ」のシニア猫用で、小粒で、なるべく吐かずに消化できるものを選んでいます。グウ子はウェットフードがあまり好きではないようなので、代わりにチュールなどをあげています。外猫のグリとグラは、両親がご飯をあげています。年齢や暮らしている環境によって、合うご飯はそれぞれ違うのだと感じます。

ご飯とおやつの時間

我が家では、ご飯は朝と夜の2回です。時間を決めて、しっかりと「ご飯の時間」としてあげていて、置き餌はしていません。

以前、かかりつけの獣医さんから「食事は最低でも6時間くらいは空けてあげたほうがいい」というアドバイスをいただきました。それからは、胃袋を休める時間をきちんと作るようにしています。

ご飯を出してから1時間くらいは、食べては休み、また食べて、を繰り返します。そのあと、残ったご飯は片付けてしまいます。置き餌は、ご飯が傷みやすいことや、いつ・どれだけ食べたのか分かりにくくなることから、あまり勧められていないようです。多頭飼いでは、食べ物をめぐるけんかや、うまく食べられない猫が出てしまうことにもつながると言われています(参考:日本ペットフード「置き餌は猫にとって望ましくない!?」)。

おやつは、ご飯とご飯の間の時間にあげています。2匹は、チュールよりも「シーバ」のピューレのほうが好きです。ただ、1本を1匹にあげるのは多いと感じているので、1本を2匹で半分ずつ。私が手で持ってそれぞれの口元に運ぶと、奪い合うこともなく、ちゃんと順番を守って交代で食べてくれます。

夜のウェットフードも、1袋を2匹で半分ずつで、それ以上はあげていません。他にも、小分けになったカリカリを数種類揃えておいて、飽きないように工夫しながらおやつにしています。

ご飯の横取り対策

夜のご飯は、まずウェットフードから。この時は2匹とも同じくらいのスピードで食べて、食べ終わるタイミングもほぼ同じです。そこで一度お皿を洗って、今度はカリカリだけをあげます。

カリカリになると、大抵おチュンが先に食べ終わるか、飽きてしまいます。するとそこから、カル坊による「お皿チェック」が始まるんです。隣のご飯が美味しそうに見えるのか、自分の同じご飯が残っていても、おチュンの残りを少し食べてから、また自分のご飯を食べ始めます。気に入ったご飯の時は、おかわりをせがむことも。そういう時は、少しだけ追加しています。

いきなり横取りをすることはほとんどありませんが、お互いが食べている最中に、相手のお皿に顔を入れて食べようとすることが、稀にあります。

器は同じ部屋に並べて、隣同士で食べさせています。仕切りは特に使っていませんが、食べている間は私がそばで見ていて、顔を入れそうになったら手で止めるようにしています。そして1時間ほど経ったら、残ったご飯は片付けてしまいます。我が家でしている横取り対策は、今のところこの2つくらいです。

2匹並んでご飯を食べる様子

横取りがどうしても続く場合は、仕切りを置く、キャリーやケージの中で食べさせる、食べる順番を決める、といった方法も紹介されています(参考:ねこちゃんホンポ「好みが違う、横取り…多頭飼いの猫の食事対策3つ」)。

器と台を変えてみて

以前使っていたボウルは、ボウル自体に角度がついていて、ご飯が手前に転がってくる形でした。その意味では食べやすかったと思います。ですが、そのせいなのか、2匹ともやたらと早食いでした。量は足りているはずなのに、もっと食べたいという催促も多かったんです。

食べる時にひげが器に当たると、猫のストレスになると聞いたこともありました。ひげが食器の縁に触れ続けることで起きるストレスは「ヒゲ疲れ」「ウィスカーストレス」とも呼ばれ、フードを残す原因になることもあると言われています(参考:t-oppo「猫のおすすめの食器の選び方」)。

そこで選んだのが、楽天で購入した「ヘルスウォーター フードボウル」です。平たくて段差のあるお皿で、ひげが当たりにくい形になっています。変えてからは、食べる時間がゆっくりになりました。ストレスなく食べられているせいなのか、催促も減りました。

このお皿を乗せる台も欲しくなり、楽天の「Felesto(フェレスト)」というショップで、LOGBOWL(ログボウル)という自然の丸太の餌台を購入しました。台の高さは、インターネットで調べて「お皿までの高さは10cm前後が良い」という情報を見つけたので、それに近いものを選びました。高さがちょうど合ったようで、残すことも減りました。使い勝手も良く、檜の香りもとても良いです。

新しいお皿とスタンドでご飯を食べるおチュン

これから多頭飼いをする人へ

猫は、おねだりを頻繁にしてきます。そのたびにおやつをあげてしまうと、肥満や体調を崩すことにつながるかもしれません。ご飯をあげる回数や時間は、ある程度決めておくと良いと思います。

自動餌やり機は便利ではありますが、留守の時には、どの猫がどのくらい食べたのかが分かりにくくなります。そのため、私は個人的にはあまりおすすめしていません。

同じ兄弟でも、食べるスピードや好みは少しずつ違います。その子に合うご飯を選んで、食べる様子をそばで見ておく。我が家の2匹のご飯は、今のところこの形で続けています。

我が家の多頭飼いの話は、他の記事にも書いています。